退職金規程[別テーブル方式]

退職金規程[別テーブル方式] 資格等級毎に定められた退職金算定基礎額に、勤続年数に対応する係数を乗じて退職金支給額を算出する「別テーブル方式」の退職金規程のサンプル(画像はクリックして拡大)です。2016.8.5 ファイルに誤字があり、差し替えました。

重要度 ★★★★

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[ワンポイントアドバイス]
 この方式は退職金制度を改定する際、労働組合から「従来の支給係数表は維持してもらいたい」という要望が出た場合など、特別な場合に採用する程度であり、積極的に選択するような制度ではありません。算定基礎額を資格(グレード)別に定めることによって在職中の貢献度を反映することができる制度ではありますが、退職時の資格という「点」で退職金を計算するため、昇進昇格の履歴を反映させることができない、また退職の直前に昇格をすると、大幅に退職金が増加するなど、運用の難しさも抱えている制度でもあります。


関連blog記事
2007年6月15日「退職金規程[定額制] 」
https://roumu.com/archives/54507369.html
2007年6月14日「退職金規程[最終給与比例方式] 」
https://roumu.com/archives/54507179.html

 

(大津章敬)

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