偽変造在留カードに関する注意喚起/入国管理局
入国管理局が「偽変造在留カードにご注意ください」という文書をホームページ上に掲載し、注意喚起を行っています。
この文書によると、最近、在留カードの偽変造事案が発見されているとあります。2019年2月には、愛知県警が在留カードの偽造工場を運営していた容疑者を逮捕するという事案があり、無地のカード約7千枚が見つかったという報道がありましたので、SNSなどを利用し、相当数の偽変造カードが出回っている可能性も考えられます。
偽変造カードの見分け方としては、カード透かし(暗い場所で懐中電灯などの強い光を当てると「MOJMOJ・・・」という透かし文字が見える)やホログラムなどを確認するという方法があります。また、下記にある「在留カード等番号失効情報照会」 のサイトにおいて、在留カードの券面に記載された「在留カード等番号」「在留カード等有効期間」を入力することで、番号の失効情報の確認ができるというものもあります。
巧妙な偽変造の場合には偽物を見分けることが難しいこともありますが、まずは、在留カードのコピーではなく、現物を見せてもらい、上記のようなチェックを行うことで、不法就労の防止をしていきたいものです。
■法務省入国管理局「在留カード等番号失効情報照会」
https://lapse-immi.moj.go.jp/ZEC/appl/e0/ZEC2/pages/FZECST011.aspx
■「在留カード」及び「特別永住者証明書」の見方はこちら
http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact_1/pdf/zairyu_syomei_mikata.pdf
※偽変造の見分け方が紹介されています。
<参考リンク>
入国管理局「偽変造在留カードにご注意ください」
http://www.immi-moj.go.jp/soshiki/kikou/pdf/190304-card.pdf