出入国在留管理基本計画の策定/法務省
先日、山下法務大臣が「出入国在留管理基本計画」を策定し、2019年4月26日付で、その内容が公開されています。
この「出入国在留管理基本計画」は、「(旧)出入国管理基本計画」が改称されたものであり、技能実習法の施行や特定技能の創設、出入国在留管理庁の組織改編などの情勢変化を踏まえ、出入国在留管理行政の基本的な考え方を示したものであります。
具体的な対応策の概要としては、以下が挙げられています。
<出入国在留管理行政の主要な課題と今後の方針>
(1) 我が国経済社会に活力をもたらす外国人の円滑な受入れ
(2) 少子高齢化の進展を踏まえた外国人の受入れについての国民的議論の活性化
(3) 技能実習制度の適正化に向けた取組
(4) 外国人の受入れ・共生のための取組
(5) 観光立国実現に向けた取組
(6) 安全・安心な社会の実現に向けた水際対策及び不法滞在者対策等の推進
(7) 難民の適正かつ迅速な保護の推進
(8) その他
■出入国在留管理基本計画の詳細はこちらからご覧いただけます。
出入国在留基本計画における基本方針及び対応策(今後の対応)
http://www.moj.go.jp/content/001292993.pdf
出入国在留管理基本計画(本文)
http://www.moj.go.jp/content/001292994.pdf
外国人雇用に携わる企業においては、今後の出入国管理行政の方向性を把握すべく、計画の概要だけでも一読されておくとよいでしょう。
<参考リンク>
法務省「出入国在留管理基本計画の策定について」
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri06_00140.html