すぐに確認しておきたマイナンバー導入チェックリスト ダウンロード開始
マイナンバーに対する関心は日増しに高まるばかりです。官公庁から様々な資料が出てきていますが、先日、内閣府より小規模事業者向けのマイナンバー導入チェックリストが公開されました。従業員数の少ない事業者がマイナンバーの導入に際し、まずは確認したい以下の7項目がまとめられています(項目7.は著者がアレンジしています)。
■担当者の明確化と番号の取得
マイナンバーを扱う人を、あらかじめ決めておきましょう(給料や社会保険料を扱っている人など)。
マイナンバーを従業員から取得する際には、利用目的(「源泉徴収票作成」「健康保険・厚生年金保険届出」「雇用保険届出」)を伝えましょう。
マイナンバーを従業員から取得する際には、番号が間違っていないかの確認と身元の確認が必要です。
(1)顔写真の付いている「個人番号カード」か、(2)10月から届くマイナンバーが書いてある「通知カード」と「運転免許証」などで確認を行いましょう。
※従業員で身元の確認が十分できている場合は、番号だけ確認してください。
※アルバイトやパートの方も、マイナンバーの番号確認や身元確認が必要となります。
■マイナンバーの管理・保管
マイナンバーが記載された書類は、カギがかかる棚や引き出しに大切に保管するようにしましょう。無理にパソコンを購入する必要はありません。
パソコンがインターネットに接続されている場合は、ウィルス対策ソフトを最新版に更新するなどセキュリティ対策を行いましょう。
従業員の退職や契約の終了などでマイナンバーが必要なくなったら、細かく裁断するなどマイナンバーの書いてある書類を廃棄しましょう。パソコンに入っているマイナンバーも削除しましょう。
■従業員の皆さんへの確認事項
内閣府が発行するリーフレットを掲示版に貼るなどして、従業員の皆さんに通知が届く時期や何に使うかなど、基本的なことを知ってもらいましょう。
いずれも基本的な事項ばかりですが、何から手をつければよいかわからないという方にはシンプルで分かりやすいものとなっています。
「マイナンバー導入チェックリスト」のリーフレットはこちら
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/download/checklist.pdf
なお、社会保険労務士法人名南経営では、2015年5月30日に日本実業出版社より「マイナンバー制度の実務と業務フローがわかる本」を出版いたします。現在、予約受付中ですので、ぜひ、お買い求めください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453405288X/roumucom-22
関連blog記事
2015年4月15日「厚生労働省から平成27年4月版のマイナンバー資料が公開に」
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2015年4月3日「具体的ケースでよく分かる!国税庁が公開したマイナンバーの本人確認方法資料」
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2015年2月25日「マイナンバー 従業員からの収集は今年10月から可能に」
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2015年2月17日「特定個人情報保護委員会 経営者向けのマイナンバーガイドライン資料を公開」
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参考リンク
内閣府「マイナンバー導入チェックリスト」
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/download/checklist.pdf
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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