経団連調査の2015年夏季賞与は総平均で913,106円(前年比+2.43%)

経団連調査の2015年夏季賞与は総平均で913,106円(前年比+2.43%) 6月に入り、西の方から徐々に梅雨入りしていますが、この時期になると気になるのが、夏季賞与の水準です。ということで、本日は経団連が先日発表した「2015年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(第1回集計 2015年5月29日)」の結果を取り上げましょう。この調査の対象は、原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要20業種大手245社となっており、今回の集計は妥結し、集計可能な63社の結果となっています。

 これによれば今夏の賞与は総平均で913,106円となり、前年比2.43%のプラスとなっています。これを業種別で見ると、製造業が967,870円(1.66%増加)、非製造業が595,302円(9.41%増加)という結果。なんといっても自動車の1,103,802円が相場を牽引しています。中小企業とはあまりに格差のある結果で実務にどのように生かせば良いかさえ見えにくいデータではありますが、今年の相場感としては理解しておくとよいでしょう。


関連blog記事
2015年4月4日「経団連調査の2014年冬季賞与は非管理職で754,270円(前年比+3.4%)」
https://roumu.com
/archives/52069238.html

参考リンク
経団連「2015年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(第1回集計 2015年5月29日)」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2015/051.pdf

(大津章敬)

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