遂に非正規労働者比率が4割に到達
近年、非正規労働者比率が高まっており、様々な労働政策にも影響を与えていますが、厚生労働省の調査によれば、遂に4割の大台に乗りました。
先日、厚生労働省は「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」を公表しましたが、就業形態別労働者割合を見ると以下のような結果となっています。
正社員 60.0%
正社員以外の労働者 40.0%
出向社員 1.2%
契約社員 3.5%
嘱託社員 2.7%
パートタイム労働者 23.2%
臨時労働者 1.7%
派遣労働者 2.6%
その他 5.2%
このように正社員以外の労働者(非正規労働者)は遂に4割となりました。先日の改正労働者派遣法の施行に続き、今後は労働契約法による無期転換ルールの運用に大きな注目が集まることになるでしょう。人材不足による求人難も今後、こうした雇用形態の比率にも影響を与えることは確実です。
参考リンク
厚生労働省「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/keitai/14/index.html
(大津章敬)
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