有効求人倍率 前月比▲0.08ポイントの急落
2018年9月の1.64倍をピークとしてじわじわと低下を続けてきた有効求人倍率ですが、今朝公表された「一般職業紹介状況(令和2年1月分)」では、前月比▲0.08ポイントの1.49倍と急落しています。長期時系列データのグラフで見ても急落がはっきり分かる落ち込みとなっていますが、都道府県で見ると富山県の落ち込みがもっとも大きく、2019年12月の2.08倍が1.84倍へと▲0.24ポイントの大幅減となっています(就業地別)。
先行指標となる新規求人倍率も前月比▲0.40ポイントの2.04倍となっており、更にはここに来ての新型コロナウイルスの発生。中期的な景気および雇用情勢への不安が一気に高まってきています。
参考リンク
厚生労働省「一般職業紹介状況(令和2年1月分)について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00030.html
(大津章敬)