2020年4月10日に、愛知県緊急事態宣言が発出されましたが、これを受け、名古屋市は4月15日に保育所等を利用する保護者に対して、登園自粛のお願いをする文書を発信しています。今後、これを受けて、勤務が困難となる従業員の発生が懸念されますので、まずは状況を把握しておきましょう。
■概要
　名古屋市運営の保育所等は引き続き開所し、必要な保育は継続するが、2020年5月6日までの間、家庭で保育できる場合には登園自粛を要請する。
■期間
　2020年5月6日(水)まで
■要請内容(名古屋市からの文書を転載）
(1)ご家庭で保育できる場合、登園を控えてください
　期間中は、仕事が休めない等やむを得ない場合を除き、登園を控えてください。
(2)「保育利用状況確認書」の提出にご協力ください
　保育が必要な状況を確認し、保育の体制を整えるために活用させていただきます。各園からの求めに応じて、別紙「保育利用状況確認書」の提出をお願いします。
■利用者負担額（保育料）の取扱い
　期間中に登園を控えていただいた場合、登園を控えた日数に応じて利用者負担額（保育料）を減額します。
※一旦月額全額を納めていただいた後、減額分について、翌々月以降の利用者負担額（保育料）との調整（差引処理）を検討しています。

　企業にとっても保護者にとっても大変な状況となっていますが、小学校休業等対応助成金なども活用しながら乗り切っていきましょう。

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参考リンク
名古屋市「保育所等における新型コロナウイルス感染症対策について」
http://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000126462.html

(大津章敬)

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