働き方改革推進支援助成金(新型コロナ テレワークコース)の実施期間の延長

 新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために、テレワークの活用が進められました。これを支援するために、厚生労働省は働き方改革推進支援助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース)を設けました。

 この助成金は、新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークの新規導入
に取り組む中小企業事業主に対し、助成額100万円という制限はあるものの、必要となった経費(対象となる経費の指定あり)の2分の1が助成されるものです。

 今回、対象となる経費は、事業の実施期間内である5月31日までの経費であり、かつ、同日までに支出されたものに限るとされていたところ、実施期間が延長され、6月30日または交付決定後2ヶ月を経過した日のいずれか遅い日までになりました。また、支給申請期限が9月30日までに延長されました。

 交付申請書の提出は、5月29日までと残す時間はわずかですが、事業実施期間に経費が支出できないような理由からあきらめていた企業は今すぐ対応するとよいでしょう。

■これを解説したリーフレットは以下からダウンロードできます。
https://roumu.com/archives/103017.html


参考リンク
厚生労働省「働き方改革推進支援助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース)の見直しについて」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11432.html
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/