厚労省が呼び掛ける「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

 6月に入り、天気予報では最高気温30度予想なども見られるようになってきました。今年も熱中症の季節が近づいて来ていますが、今年は新型コロナウイルスの問題が継続しており、感染防止の3つの基本である(1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の 「新しい生活様式」が求められています 。

 このような「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめたリーフレットを厚生労働省が公開しました。基本的な対策は例年と同じなのですが、マスクに関連しては「適宜マスクをはずしましょう」という項目が設けられ、以下のようなポイントが記載されています。
・気温・湿度の高い中でのマスク着用は要注意
・屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクをはずす
・マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとった上で、適宜マスクをはずして休憩を。

 職場に掲示するなどして、熱中症を避けるようにしましょう。


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2020年6月1日「令和2年度の熱中症予防行動 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント」
https://roumu.com/archives/103169.html

(大津章敬)