求人広告掲載件数は前年同月比▲57.8%の大幅減

 新型コロナの問題が雇用を直撃しています。有効求人倍率も急落していますが、求人広告の落ち込みはそれを更に超えています。本日は、公益社団法人全国求人情報協会の「求人広告掲載件数等集計結果(2020年5月分)」を見てみることにしましょう。

 2020年5月の職種分類別件数は、前年同月比▲57.8%の626,328件となりました。すべての職種でマイナスとなっていますが、中でもサービス業の落ち込みは大きく、下落率の上位を占めています。
サービス(接客) ▲74.7%
サービス(給仕) ▲73.6%
サービス(調理) ▲69.0%

 深刻な人材不足の状態から、一気に環境が変わってしまいました。少しでも早い回復を願いたいと思います。


参考リンク
公益社団法人全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果(2020年5月分)」
https://www.zenkyukyo.or.jp/outline/research/

(大津章敬)