やさしい日本語ガイドライン/法務省

 法務省は、2020年8月28日、「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」を公表しました。

 このガイドラインは、出入国在留管理庁と文化庁が、共生社会実現に向けたやさしい日本語の活用を促進するため、2020年2月から全4回に亘り、「在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインに関する有識者会議」を開催し、まとめたものです。

 日本に住む外国人に情報を伝えたいとき、難しい言葉をやさしい日本語に言い換えて伝わりやすくしようとするコツを示したもので、特にこのガイドラインでは、書き言葉に焦点を当てて作成されています。

 やさしい日本語の作成ステップとしては、次の3ステップが示されており、それぞれのステップでのやり方が解説されています。

<やさしい日本語 作成の3ステップ>
(1)日本人にわかりやすい文章にする
(2)外国人にもわかりやすい文章にする
(3)わかりやすさの確認をする

 また、やさしい日本語への書き換えツールが紹介されていたり、やさしい日本語書き換え例もあわせて示されています。

■ダウンロードはこちら

 在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン
 http://www.moj.go.jp/content/001327230.pdf

 別冊 やさしい日本語書き換え例
 http://www.moj.go.jp/content/001327479.pdf

 外国人従業員に向けて、通知文書を出されたり、マニュアルや看板をつくる際にも応用できるかと思います。

<参考>
法務省「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri15_00026.html