総務省から公表されたテレワークセキュリティに関する手引き(チェックリスト)

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点等から、中小企業等においてもテレワークの導入を行っている企業がありますが、セキュリティ上の不安があるため、なかなか導入に慎重な対応もみられます。総務省は、セキュリティの専任担当がいないような中小企業等におけるシステム管理担当者を対象に、テレワークを実施する際に最低限のセキュリティを確実に確保してもらうための手引き(チェックリスト)等を作成し、公表しました。

 この手引きでは、以下の5つニーズに分け、どの内容を確認すればスムーズに分かるのか、対応ページが紹介されています。
1.まず何から始めればよいか知りたい。また、チェックリストを手早く確認したい。
2.各テレワーク方式がどういうものか、より具体的に知りたい。
3.チェックリストの対策の必要性を知りたい。社内へ説明する理由がほしい。
4.チェックリストの対策を実施するために、具体的な製品の設定方法を知りたい。
5.テレワーク方式ごとではなく、チェックリスト全体を一覧的に確認したい。

 新型コロナウイルス感染症の第3波が来ているといわれ始めている今、再びテレワークの活用を考えなければならないタイミングかもしれません。テレワークの導入とこのような手引きを活用し、セキュリティ対策を考えましょう。

↓中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)(初版)はこちら
https://www.soumu.go.jp/main_content/000706649.pdf


参考リンク
総務省「テレワークにおけるセキュリティ確保 」
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/telework/
(福間みゆき)