勤務間インターバル制度を導入している企業は4.2%

 先日、厚生労働省から「令和2年就労条件総合調査 結果の概況」が公表され、その中で勤務間インターバル制度の内容がとり上げられています。

 まず、1年間を通じて実際の終業時刻から始業時刻までの間隔が11時間以上空いている労働者の状況を見てみると、「そのような労働者が全員」とした企業割合は32.4%、「ほとんど全員」とした企業割合は33.7%となっています。その一方で、「まったくいない」とした企業割合は13.1%となっており、企業規模が小さくなる程、「まったくいない」と回答した企業割合が高くなっています。

 このような状況がある中で、勤務間インターバル制度の導入状況を見ると、以下のような状況になっています。
導入している 4.2%
導入を予定または検討している 15.9%
導入予定はなく検討もしていない 78.3%

 導入している企業を企業規模別にみると、1,000人以上では11.2%、300~999人では7.9%となっていますが、100~299人では3.8%、30~99人では3.7%と、企業規模が小さくなるほど勤務間インターバル制度の導入割合も低くなっています。

 過重労働の防止対策の一つとして、この勤務間インターバル制度が挙げられており、関心はあるもののどのように導入すれば良いのかであったり、取り組みのコツを知りたいと思っている企業は少なくないでしょう。これについては、厚労省から「勤務間インターバル制度導入・運用マニュアル」が出されていますので、参考にしてみてください。


関連記事
2020年4月9日「厚生労働省制作の「勤務間インターバル制度導入・運用マニュアル」ダウンロード開始」
https://roumu.com/archives/101843.html
2020年4月3日「[全職種版]勤務間インターバル制度 導入・運用マニュアル ―職場の健康確保と生産性向上をめざして―」
https://roumu.com/archives/101752.html
2020年4月4日「[IT業種版]勤務間インターバル制度 導入・運用マニュアル ―職場の健康確保と生産性向上をめざして―」
https://roumu.com/archives/101756.html

参考リンク
厚生労働省「勤務間インターバル制度導入・運用マニュアルを作成しました」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10566.html
厚生労働省「令和2年就労条件総合調査 結果の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/20/index.html
厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」
https://work-holiday.mhlw.go.jp/interval/

(福間みゆき)