2021年4月版に更新された厚労省のモデル就業規則

 常時10人以上の従業員を雇用する事業所では、労働基準法第89条の規定により、就業規則を作成し、所轄の労働基準監督署長に届け出る必要があります。また、就業規則を変更する場合も同様です。

 厚生労働省は、就業規則が作成されることにより、労使間でのトラブルが生じないように、モデル就業規則を作成し公開しています。今回、このモデル就業規則が令和3年4月版(2021年の4月版)に更新されました

 今回の更新では、2021年4月から施行された高年齢者雇用安定法の70歳までの就業機会の確保に関する内容が、盛り込まれたようです

 ぜひ、モデル就業規則の規程例や解説を参考にして、各事業場の実情に応じた就業規則を作成・届出してください。

↓「モデル就業規則(令和3年4月)」のダウンロードはこちらから!
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/model/index.html


参考リンク
厚生労働省「モデル就業規則について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/model/index.html
(宮武貴美)