20代の42%がテレワーク可否が転職先選びに影響すると回答
エン・ジャパンは、同社の『エン転職』を利用するユーザーを対象にテレワークに関する調査(調査期間: 2021年1月27日~2021年3月28日 有効回答数: 13,105名)を実施しました。昨年の最初の緊急事態宣言の際に、多くの企業で取り入れられたテレワークですが、十分な準備がないままに開始されたことから、その後、取りやめる企業が多くなり、今回の結果でもテレワークを実施しているのは2割程度という結果となりました。
テレワークができる職種で、テレワークをしている 18%
テレワークができる職種だが、テレワークはしていない 17%
そもそもテレワークができない職種である 65%
このようにテレワークがなかなか定着しない状況にありますが、転職者の意識は確実に変化しているようです。テレワークができることが、転職先選びに影響するかという設問に対しては、以下のような回答となっています。
【全体】
影響する 36% どちらでもない 43% 影響しない 21%
【20代】
影響する 42% どちらでもない 40% 影響しない 18%
【30代】
影響する 39% どちらでもない 42% 影響しない 19%
【40代】
影響する 30% どちらでもない 45% 影響しない 25%
年代が低いほど、テレワークの可否が転職先選びに影響すると回答しており、20代では42%、30代でも39%が影響すると回答しています。今回、新型コロナの感染拡大がテレワーク導入のきっかけになりましたが、仮に新型コロナが収束したとしても、この意識の変化が元に戻ることはないでしょう。安定的な採用を行うためにも、テレワークをはじめとした柔軟な働き方の導入が求められる時代となっています。
参考リンク
エン・ジャパン「『エン転職』1万人アンケート(2021年4月)「コロナ禍でのテレワーク」調査」
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/25822.html
(大津章敬)