回復に向かう愛知の雇用 令和3年3月の有効求人倍率は1.09倍
新型コロナの問題以降、低下を続けていた愛知の有効求人倍率ですが、令和2年12月に0.99倍と1倍を割り込む水準まで行きましたが、令和3年に入ってプラスに転換し、1月は1.03倍、2月分は1.09倍、そして本日公表された3月分でも1.09倍と回復に向かっています。
ここに来て、有効求人数増加・有効求職者数減少という流れが明確になってきており、一部の業種では人手不足から残業が増えるという状態になっています。まだまだ新型コロナの感染拡大が続いており、業種によってかなり大きな差がある状態ではありますが、コロナ収束後は再び深刻な人材難になるのはほぼ間違いないでしょう。中期的な視点を持って、人事労務管理を進めていくことが求められます。
参考リンク
愛知労働局「令和3年2月分 最近の雇用情勢」
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/content/contents/000844945.pdf
(大津章敬)