7月15日までに提出が必要な高年齢者・障害者雇用状況報告

 厚生労働省は企業に対し、各種届出を求めていますが、7月15日までに提出すべきものに、高年齢者雇用状況等報告および障害者雇用状況報告があります。これは毎年6月1日現在の高年齢者および障害者の雇用状況を、管轄のハローワーク(一部地域では労働局)を経由して厚生労働大臣に報告するものですが、2021年度分も申請書類が各企業に送られる時期になりました。

 今年度の高年齢者雇用状況等報告は、改正高年齢者雇用安定法が4月に施行されたことから、高年齢者雇用状況等報告書の様式がA3版に拡大され、「創業支援等措置(65歳以上における業務委託・社会貢献)」の項目ができる等、大幅に変更されています

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、厚生労働省は電子申請での提出も勧めています。申請は6月1日からになりますが、提出の漏れや遅れがないように準備を進めましょう。


参考リンク
厚生労働省「高年齢者・障害者雇用状況報告の提出について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/koureisha/index_00001.html
(宮武貴美)