近畿経済産業局の「人材確保・定着成功企業の 「見える化」事例集」
先日公表された一般職業紹介状況によれば、令和3年9月の有効求人倍率は前月比+0.02ポイントの1.16倍となり、雇用の回復が鮮明になってきました。少子化の進行によって今後、労働力人口が減少していく我が国。機械化やAIなどにより仕事の在り方も変わっていきますが、全体としては人手不足が進展していくのは避けられない状況にあります。
中でも中小企業においては人への依存度が高いことから、その採用と定着はもっとも大きな経営課題であると言えます。そこで近畿経済産業局は、近畿圏内(福井県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)において、人材確保・定着に積極的に取り組む中小企業計14社の成功事例をまとめた「人材確保・定着成功企業の 「見える化」事例集」を作成しました。
以下の内容で構成された事例集です。自社でも取り入れられるものがあると思いますので、是非参考とし、魅力ある職場づくりを進めて頂ければと思います。
【①取組前】抱えていた経営課題など、採用活動を見直すきっかけや背景
【②取組内容や仕組み】どのような採用活動を実施し、どのような人材の確保ができたかなど、取組内容や導入制度・仕掛け
【③取組後】確保した人材が社内にどのような効果をもたらしたのか、取組により得られた効果や気づき、社内外への影響など
参考リンク
近畿経済産業局「人材確保・定着成功企業の 「見える化」事例集」
https://hatarakunarakinki.go.jp/mieruka_casestudies/
厚生労働省「一般職業紹介状況(令和3年9月分)について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21819.html
(大津章敬)