65%の転職希望者が企業のSDGsへの取り組みを重視すると回答
SDGsという言葉はすっかり一般化し、最近はテレビ番組などでも普通に見聞きするようになりました。今回、エン・ジャパンが転職希望者を対象に、SDGsに対する考え方を調査した結果が公表されましたので、本日はその内容について取り上げます。なお、この調査は、同社の転職サイトのユーザーを対象に、2022年2月に実施されたもので、有効回答数は3,158名となっています。
「転職先を選ぶうえで企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視しますか?」という設問に対しては、65%が重視する(重視する:17%、どちらかというと重視する:48%)と回答しています。年代別に見ると、若手の方がSDGsへの関心が高いかと思いきや、50代以上がもっとも重視する割合が高く、71%が重視すると回答しています。
一方、「ご自身が仕事で”SDGs”に関わりたいと思いますか?」という設問に関しては、82%が「関わりたい」(関わりたい:24%、どちらかというと関わりたい:58%)と回答しています。
SDGsへの関心の高まりにより、その取り組み状況が人材採用にも影響する時代となってきています。自社ホームページ等においてその取り組みに関する積極的な情報発信が求められます。
参考リンク
エン・ジャパン「3,000人に聞く「SDGs」意識調査」
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2022/28694.html
(大津章敬)