就職活動において「テレワークなどの勤務スタイルを意識する」学生が65.1%

 テレワークは、新型コロナウイルス感染拡大の際のBCP観点からの導入というフェーズはほぼ終わり、新たな働き方の選択肢の一つとして捉える段階に入っています。今後は求職者の会社選びの条件の大きな一つになることが予想されます。

 そこで本日は、学情が2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施したアンケートから、テレワーク

 「就職活動において、勤務スタイル(出社かテレワークか)を意識しますか?」という設問に対する回答は以下のようになっています。
 意識する 30.0%
 どちらかと言えば意識する 35.1%
 どちらとも言えない 9.6%
 どちらかと言えば意識しない 12.7%
 意識しない 12.7%

 このように「意識する」と「「どちらかと言えば意識する」を合計すると、65.1%が、就職活動において勤務スタイルを意識していることが分かります。

 その上で、就職した企業で希望する勤務スタイルについては以下のような回答状況となっています。
 出社を基本とし、週に数日テレワーク 46.5%
 出社とテレワークを組み合わせる 22.5%
 毎日出社 16.5%
 テレワークを基本とし、週に数日出社 11.4%
 毎日テレワーク 3.1%

 このように週に終日のテレワークが程よくあるという働き方が好まれており、毎日テレワーク<毎日出社という結果になっているのも興味深いところです。

 企業の採用意欲の高まりに反して、少子化の影響で学生数は減少を続けています。今後、ますます最高活動の激化はさせられないところですので、こうした働き方の魅力づくりも重要になってくるでしょう。


参考リンク
学情「就職活動で、「出社かテレワークか」を意識する学生が6割超」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000929.000013485.html

(大津章敬)