2022年冬季賞与の平均妥結額は842,978円(昨年比+7.77%)

 厚生労働省から昨年(2022年)の年末一時金の妥結状況が公表されました。対象は、妥結額などを把握できた、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業367社ですので、基本的には大企業のデータということになります。

 そのポイントは以下のとおりです。

  • 平均妥結額は842,978円で、昨年と比較して60,780円(7.77%)の増
  • 平均要求額は871,255円で、昨年と比較して57,828円(7.11%)の増

 画像は昭和45年からの推移となりますが、少なくともコロナによる落ち込みからは脱して、一定の回復をしていることが分かりますが、平成以降、ほぼ水準は変わらないということも言うことができそうです。


参考リンク
厚生労働省「令和4年 民間主要企業年末一時金妥結状況を公表します」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30127.html

(大津章敬)