副業を行っている者は8.2%に止まる 月収も1万円未満が約3割
コロナ以降、副業に対する関心の高まりを実感しています。そこで企業としても社員の副業をどのような形で認めようかという検討も増加しています。そこで本日は、パーソルキャリアの「副業の実態調査(2023/3/13)」の結果を見ていくこととしましょう。なお、この調査は、同社が2022年8月に転職サービス「doda」が社会人15,000人に対して行った結果となります。
(1)あなたはいま、副業をしていますか
全体:
している 8.2% 検討中 18.4% していない 73.4%
男性:
している 7.7% 検討中 19.6% していない 72.7%
女性:
している 9.1% 検討中 16.2% していない 74.7%
(2)副業の月収はいくらですか
1万円未満 29.1%
1万円台 15.4%
2万円台 10.2%
3万円台 10.0%
4万円台 2.9%
5万円台 12.2%
6~9万円台 4.3%
10万円以上 15.9%
(3)副業の月収はいくらですか【年代別】
全体 51,218円
20代 34,883円
30代 35,208円
40代以上 65,284円
(4)あなたが現在お勤めの会社では、副業は認められていますか
認められている 25.3%
禁止されている 49.8%
分からない 24.8%
(5)いつ副業をしていますか?
休日 70.2%
勤務終了後 42.8%
勤務中の休憩時間 17.2%
出勤前 14.6%
長期休暇中 9.9%
その他 2.3%
副業をしているとの回答は前回調査より0.2ポイント増加の8.2%、検討中も0.6ポイント増加の18.4%となっています。副業への関心の高まりは感じるものの、実際に副業を行ったり、検討している人はそれほど増えていないようです。
参考リンク
パーソルキャリア「副業の実態調査(2023/3/13)」
https://doda.jp/guide/ranking/100.html
(大津章敬)