厚労省が策定した「個人事業者等の健康管理に関するガイドライン」

 厚生労働省は、「個人事業者等の健康管理に関するガイドライン」を策定しました。

 このガイドラインは、個人事業者等は労働者と同じ安全衛生水準を享受すべきであるという基本的な考え方のもと、個人事業者等が健康に就業するために、個⼈事業者等が自身で行うべき事項、注文者等が行うべき事項や配慮すべき事項等を周知し、それぞれの立場での自主的な取り組みの実施を促すものになっています。なお、この個人事業者等とは、事業を行う者のうち労働者を使用しないものおよび中小企業の事業主または役員を言います。

 このガイドラインの内容を分かりやすくまとめたリーフレットでは、「ガイドラインの基本的な考え方」、個人事業者等に対して「自身で実施していただきたい事項」、注文者等に対して「注文者等として実施していただきたい事項」などが記載されています。

 厚生労働省では、今後、このガイドラインに基づく取組の周知・啓発を行っていくとしています。どのような内容になるのか、目を通しておきましょう。

リーフレットはこちら
https://roumu.com/archives/123129.html


参考リンク
厚生労働省「個人事業者等の健康管理に関するガイドラインの策定について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40367.html

(福間みゆき)