医療・介護・保育分野の職業紹介手数料平均額が公表

 厚生労働省から、医療・介護・保育分野における地域ブロック別の職種別平均手数料(令和4年度実績)及び離職率(令和3年度実績)に関する資料が公開されました。これは、職業紹介事業者を選択する際の参考にしてもらうことが狙いとなっています。

 この資料をみると、全国の平均手数料は、以下のようになっています。この平均手数料額は、事業所ごとの常用就職件数(無期雇用または4ヵ月以上の期間を定めて雇用される者)とそれに係る手数料総額により算出されています。
医師 98.4万円
看護 63万円
保育 63.4万円
介護 54.6万円

 また、この平均手数料は、地域ブロック別に集計されており、例えば看護を見てみると、平均手数料(63万円)より高いブロックは、南関東ブロック70.2万円、北陸ブロック74.1万円、東海ブロック70.6万円となっています。 

 今後の参考として、事業所が所在する地域ブロックの状況を見てみると良いでしょう。


参考リンク
厚生労働省「地域ブロック別の職種別平均手数料及び離職率について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/36163.html

(福間みゆき)