2025年賃上げ、経団連大企業集計の平均は19,342円(5.38%)
今春も歴史的な賃上げの春になりましたが、経団連から「2025年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況の第1回集計結果が公表されました。本調査は対象は、原則として従業員500人以上、主要22業種大手244社で、今回の集計は集計可能な21業種97社の結果となっています。
これによれば今週の大手企業の賃上げ平均は、19,342円(5.38%)となりました。昨年は19,835円(5.75%)でしたので、昨年には若干及びませんでしたが、かなり高水準の賃上げとなったことが分かります。なお、業種別で見ると以下のようになっています。
製造業 18,985円(5.34%)
非製造業 20,234円(5.48%)
このように非製造業では2万円を超える結果となっていますが、中でも建設業は30,946円(5.64%)の大幅増となっています。
参考リンク
経団連「2025年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況 (第1回集計・2025年5月22日)
https://www.keidanren.or.jp/policy/2025/036.pdf
(大津章敬)