男性の育児休業取得率は42.1%に上昇、取得期間も長期化
近年、男性の育児休業取得が当たり前の時代になってきました。そこで本日は、明治安田生命が実施した「子育てに関するアンケート調査」の中から男性育休の取得率および取得日数について見ていきたいと思います。
その結果は以下の通りとなっており、育児休業取得率は合計で42.1%となっています。2018年の調査では16.8%でしたので、7年間で取得率は2.5倍となりました。
45.1% 0日
8.0% 1日以上1週間未満
6.5% 1週間以上2週間未満
6.9% 2週間以上1か月未満
13.1% 1か月以上3か月未満
3.4% 3か月以上半年未満
2.6% 半年以上1年未満
1.6% 1年以上2年未満
0.0% 2年以上
12.8% 取得する必要がなかった
また取得期間についても長くなってきており、2018年の調査でもっとも取得率が多かったのは1日以上1週間未満でしたが、今回の調査では1か月以上3か月未満がもっとも多くなっています。
男女ともに育児を分担するという考え方が当たり前になってきたこと、また企業としてもその取得を後押しする傾向が強くなっていることから、男性の育児休業取得率は今後も上昇を続けることになるでしょう。企業としては男性社員が数か月間育児休業を取得することになっても安定的に業務が進む環境整備を行うことが重要となります。
参考リンク
明治安田生命保険相互会社「子育てに関するアンケート調査(2025/9/30)」
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2025/pdf/20250930_01.pdf
(大津章敬)

