26.9%の従業員の睡眠時間が6時間未満で、7割が週2日以上の寝不足

健康確保において睡眠が重要であることは誰もが認識していると思います。しかし、実際には十分な睡眠時間を取れていないという方も多いのではないでしょうか。そこで本日は、マイナビ転職が実施した「睡眠と仕事に関する実態調査」の結果を見ていきたいと思います。なお、この調査の対象は、20代~50代の正社員600名となっています。
(1)理想の睡眠時間
平均:7時間13分
5時間未満:3.2%
5時間以上6時間未満:0.8%
6時間以上7時間未満:8.2%
7時間以上8時間未満:30.0%
8時間以上9時間未満:48.0%
9時間以上:9.8%

(2)現在の睡眠時間
平均睡眠時間:6時間14分
5時間未満:7.7%
5時間以上6時間未満:19.2%
6時間以上7時間未満:33.3%
7時間以上8時間未満:26.2%
8時間以上9時間未満:12.3%
9時間以上:1.3%

(3)寝不足の頻度(週)
寝不足の日が週0~1日:29.5%
寝不足の日が週2~4日:38.8%
寝不足の日が週5~7日:31.7%

このように実際の睡眠時間の平均は6時間14分で、理想よりも1時間短いという結果になっています。なお、健康確保の上では6時間は睡眠を確保したいところですが、睡眠時間が6時間未満という回答は合計で26.9%となっており、寝不足の日が週2日以上ある人も約7割とかなりの水準にあるようです。

(4)寝不足の原因
仕事時間の長さ・残業・通勤時間の負担 38.1%
仕事上のトラブル・プレッシャー・人間関係のストレス 38.1%
将来への不安・漠然としたメンタル不調・考え 36.8%
SNSの利用や動画視聴・ゲーム 30.5%
家事の負担・育児・介護・家族のケア 29.6%

寝不足の原因と祖いては、労働時間の長さや仕事のプレッシャー、人間関係のストレスなど、仕事に関する事項が上位に来ています。

現在議論されている労働基準法制改革の中でも、勤務間インターバル制度がテーマの一つとなっていますが、これも安定的な睡眠時間の確保を通じて、労働者の健康を促進するための仕組み。実際に勤務間インターバル制度の規制が強化されるかは分かりませんが、従業員の健康確保のため、睡眠時間が確保できるような環境整備を進めていきましょう。


参考リンク
マイナビ転職「睡眠と仕事に関する実態調査(2026/4/22)」
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/careertrend/29/

(大津章敬)