2026年の大卒初任給の平均は前年比4.86%増の250,880円

近年、初任給の大幅上昇が続いており、世間相場にあった初任給の設定は重要なテーマとなっています。初任給調査と言えば、2026年5月7日「東証プライム企業の2026年大卒初任給の平均は265,708円(上昇額13,283円)」でも取り上げた東証プライム企業を対象とした調査が毎年最初に公表されますが、7月に入ると産労総合研究所からも調査結果が公表されます。こちらは1961年から毎年実施されている歴史と実績のある調査。本日はその内容を取り上げます。本調査の対象は、同社会員企業および上場企業から任意に抽出した約3,000社で、集計者数は294社となっています。

これによれば今春の学歴別初任給は以下のとおりとなりました。
※()内は前年度比
大学院卒
博士 281,924円(4.90%)
修士 274,728円(5.08%)
大学卒
一律 250,880円(4.86%)
格差あり 最高額 259,650円(6.13%)最低額 233,996円(5.50%)
短大卒・事務 229,526円(6.03%)
高専卒 技術 240,897円(6.18%)
高校卒
一律 211,814円(6.56%)
格差あり 最高額 221,940円(4.63%) 最低額 208,848円(4.80%)
専修・専門技術学校卒
2年修了 233,143円(5.78%)
3年修了 234,031円(5.08%)

注目の大卒は、一律で250,880円と25万円の大台に乗っています。

なお、最近は賞与や退職金を給与化し、初任給を引き上げる動きや固定残業代を含むケースもあり、単純な比較が難しくなっていますが、今回の調査では、基本賃金に固定残業代を含む企業は6.5%で、その時間数は「20時間」とする企業が最多だったとのことです。

初任給の確認という点では、今年は日本経済新聞の「初任給ランキング2026」も貴重なデータを提供してくれていますので、こうしたデータを参考にしながら、自社の初任給水準の検討を進めていきましょう。


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2026年5月7日「東証プライム企業の2026年大卒初任給の平均は265,708円(上昇額13,283円)」
https://roumu.com/archives/131450.html

参考リンク
産労総合研究所「2026年度 決定初任給調査(2026/7/6)」
https://www.sanro.co.jp/news/n127059.html
労務行政研究所「2026年度 新入社員の初任給調査(2026/4/30)」
https://www.rosei.or.jp/attach/labo/research/pdf/000090842.pdf
日本経済新聞「初任給ランキング2026」
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/research-starting-salary/

(大津章敬)