男性の育児休業取得率は前年度から+10.4ptの50.9%

注目の男性の育児休業取得率が厚生労働省から公表されました。令和7年度は、前年度の40.5%より10.4ポイント上昇し、50.9%と遂に50%を突破しました。男女別の育児休業取得率の状況は以下のようになっています。
(1)女性

  • 令和5年10月1日から令和6年9月30日までの1年間に在職中に出産した女性のうち、令和7年10月1日までに育児休業を開始した者(育児休業の申出をしている者を含む。)の割合は88.3%と、前回調査(令和6年度86.6%)より1.7ポイント上昇
  • 同期間内に出産した、有期契約労働者の育児休業取得率は74.8%で、前回調査(同73.2%)より1.6ポイント上昇

(2)男性

  • 令和5年10月1日から令和6年9月30日までの1年間に配偶者が出産した男性のうち、令和7年10月1日までに育児休業(産後パパ育休を含む。)を開始した者(育児休業の申出をしている者を含む。)の割合は50.9%と、前回調査(令和6年度40.5%)より10.4ポイント上昇
  • 育児休業を開始した者のうち産後パパ育休を取得した者の割合は58.3%と、前回調査(同60.6%)より2.3ポイント減少
  • 同期間内において配偶者が出産した、有期契約労働者の育児休業取得率は40.4%で、前回調査(同33.2%)より7.2ポイント上昇
  • 育児休業を取得した者のうち産後パパ育休の取得率は56.8%

このように男性の育児休業取得率が大幅に伸びた訳ですが、ここでよく課題とされるのがその取得期間です。この点については以下のように1か月~3か月未満が30.3%と最多になっています。なお、月末の数日だけ育児休業を取得し、社会保険料の免除を狙うというような5日未満の取得は6.8%に止まっています。
5日未満 6.8%
5日~2週間未満 14.1%
2週間~1か月未満 28.0%
1か月~3か月未満 30.3%
3か月~6か月未満 10.1%
6か月~8か月未満 5.2%
8か月~10か月未満 1.1%
10か月~12か月未満 2.4%
12か月~18か月未満 1.8%
18か月~24か月未満 0.1%
24か月~36か月未満 0.1%
36か月以上 0.1%
不明 0.1%

いよいよ男性についても育児休業を取得することが当たり前の時代になってきたと実感する結果となりました。


参考リンク
厚生労働省「令和7年度雇用均等基本調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/71-r07.html

(大津章敬)