テレワークの導入目的、前年調査より「両立支援対応」「人材確保」の割合が増加

テレワークについては、新型コロナ以降も継続している企業と廃止した企業がありますが、総務省より令和7年通信利用動向調査の結果が公表され、その中で2025年の企業の状況をみることができます。調査結果をみると、テレワークを導入している企業の割合は 50.1%となり、前年から 2.8 ポイント増加しています。

テレワークの導入目的(複数回答)をみると、上位7つは以下のようになっています。

1位 新型コロナウイルス感染症への対応(感染防止や事業継続)のため  61.6%
2位 勤務者のワークライフバランスの向上 53.8%
3位 業務の効率性(生産性)の向上 46.9%
4位 勤務者の移動時間の短縮・混雑回避 40.7%
5位 非常時(地震、台風、大雪、新型コロナウイルス以外の感染症の流行など)の事業継続に備えて 45.3%
6位 障害者、高齢者、介護・育児中の社員などへの対応 33.4%
7位 人材の雇用確保・流出の防止 23.9%

 この中で、2024年の回答から割合が高くなったのは、2位の「勤務者のワークライフバランスの向上」(前年より2.2ポイント増)、6位の「障害者、高齢者、介護・育児中の社員などへの対応」(前年より6.1ポイント増)、7位の「人材の雇用確保・流出の防止」(前年より3.6ポイント増)です。

総務省では、政府・関係各府省庁等と連携し、テレワークの普及・定着に向けた取組を進めていますが、総務省のサイトでは働き方DXの実践に向け、業種別の取組ポイントや具体的な実践事例等も紹介しています。厚生労働省以外にも情報が発信されていますので、検討・見直しの際には活用しましょう。


参考リンク
総務省「令和7年通信利用動向調査の結果」
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000183.html
総務省「テレワークの推進」
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/telework/

(福間みゆき)