拡大が続く管理職(部課長クラス)の不足感
人手不足の状況が続いていますが、本日はマイナビが実施した「中途採用実態調査2026年版」の中から、役職別の人手不足感について見ていきたいと思います。以下は2021年〜2026年の年次別データをまとめたものです。
1.正社員全体
2021年:38.9%
2022年:43.3%
2023年:43.1%
2024年:42.9%
2025年:45.8%
2026年:43.5%(2021年比 +4.6pt)
2.部長クラス
2021年:23.4%
2022年:29.2%
2023年:27.9%
2024年:27.3%
2025年:29.9%
2026年:30.3%(2021年比 +6.9pt)
3.課長クラス
2021年:28.0%
2022年:31.6%
2023年:32.0%
2024年:31.8%
2025年:32.6%
2026年:34.8%(2021年比 +6.8pt)
4.係長・主任・職長クラス
2021年:33.4%
2022年:38.1%
2023年:38.7%
2024年:38.1%
2025年:38.9%
2026年:39.2%(2021年比 +5.8pt)
5.一般社員(役職についていない人材)
2021年:40.0%
2022年:45.4%
2023年:44.5%
2024年:47.3%
2025年:47.3%
2026年:43.1%(2021年比 +3.1pt)
以上の結果からは以下の管理職(部長・課長クラス)の不足感が特に拡大していることが分かります。こうした状況を受け、管理職を中途採用した割合も、2021年の38.1%から2026年は54.8%へと大幅に増加しています。その理由を見ると、「マネジメント経験が豊富な人材を求めたため(33.8%)」、「高度な専門スキルを持つ人材が不足していたため(30.5%)」、「管理職層の多様性を高めるため(30.4%)」が上位となっており、即戦力人材を求める企業の状況が見えてきます。
今後、自社の管理職が他社に転職することがないよう、管理職の働く環境整備や適切な処遇などを進めていくことが重要になるでしょう。
参考リンク
マイナビ「中途採用実態調査2026年版」
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260928_115646/
(大津章敬)

