中退共 適年引継退職金試算プログラムバージョンアップ

中退共 移行シミュレーション 適格退職年金制度の完全廃止まであと7年を切ったが、中小企業においては少なくもと現時点では、中退共にその資産を引き渡すのが、もっとも有力な選択肢になっている。特に今月の法改正で、従来設けられていた引渡し上限月数(120ヶ月)が廃止になったため、さらにこの勢いは増すものと予想されている。

 

 先日、平成17年度の付加退職金支給率が確定(0.00602)したため、平成17年5月以降に加入する場合の「引渡金額早見表」が変更された。中退共はそのホームページでExcelで制作された「適年引継退職金試算プログラム」を無料配布しているが、この変更に対応したバージョンアップ版のダウンロードが開始された。適年から中退共への移行を検討している企業のみなさんは是非お試し頂くと良いのではないだろうか。

 

(大津章敬)