損保ジャパン 退職者が職場復帰し、育休社員の仕事をカバーする制度を導入
今日の中部経済新聞に「損保ジャパン 退職者が育休の仕事~子育て支援で制度化」という記事が掲載されていた。これによれば、損保ジャパンは7月より社員の子育て支援のため、育児休業を取得している社員の仕事を退職した元社員が職場復帰してカバーする「OB・OG登録制度」を開始することとなった。派遣社員を活用するのに比べ、自社での実務経験を持った人材を活用できる点でのアドバンテージも大きく、社員が安心して育児休業を取得できる環境の創造にも繋がるであろう。
従業員数300人超の企業では4月より次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画の策定・届出が求められているが、その届出が完了しているのは4月末時点で36%に留まっているが、そんな中でこうした損保ジャパンの新たな取り組みは評価される。
(大津章敬)