日本経団連の夏季賞与大企業集計は889,834円で過去最高水準
昨日、日本経団連より「2005年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(第1回集計)」:PDFが発表になりました。その結果は総平均で889,834円(4.49%)、製造業907,910円(4.96%)、非製造業703,776円(-2.48%)となっています。最近は相場を製造業が牽引する状況が続いていますが、賞与においては完全にその明暗が分かれる結果となりました。また各種報道によれば、この水準は3年連続の上昇で過去最高を更新したということです。これは単純に製造業を中心に業績が回復したというだけではなく、報酬制度全体の見直しの中で、定期昇給の抑制+業績賞与制度の拡大という傾向が強まっていることが背景にあるのでしょう。
(大津章敬)