大企業の夏季賞与は1.85%増の877,191円

大企業の夏季賞与は1.85%増の877,191円 昨日、日本経団連より「2006年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況」の第1回集計結果が発表されました。調査対象は東証一部上場、従業員500人以上を原則とする主要22業種・大手288社で、このうち20業種191社(66.3%)が妥結に至っており、平均額不明などの78社を除外したものが今回の集計対象となっています。


 これによれば、今夏の大手企業の賞与は総平均で877,191円となり昨年夏季実績(861,254円)に比べ、1.85%のプラスとなっています。より詳細に見ていくと製造業が896,305円(昨年夏季実績874,248円:プラス2.52%)、非製造業が828,362円(昨年夏季実績830,321:マイナス0.24%)という状況で、現時点では、昨年夏季比プラス10%以上の伸びを見せた非鉄・金属、鉄鋼、機械金属などの業種に牽引される形で製造業の増加幅が大きくなっています。一方、非製造業についてはマイナスという結果になっていますが、まだ集計数が少ないため、今後の動向を見守ることになりそうです。



参考リンク
日本経団連「2006年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(第1回集計:5月25日)」
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/032.pdf


(大津章敬)


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