今年の大手企業の夏季賞与平均は883,695円
先週、日本経団連より「2006年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況」の最終集計結果が発表されました。調査対象は東証一部上場、従業員500人以上を原則とする主要22業種・大手288社で、このうち21業種245社(85.1%)が妥結に至っており、平均額不明などの49社を除外したものが今回の集計対象となっています。
これによれば、今夏の大手企業の賞与は総平均で883,695円となり昨年夏季実績(859,097円)に比べ、2.86%のプラスとなっています。より詳細に見ていくと製造業が902,495円(昨年夏季実績864,834円:プラス4.35%)、非製造業が841,410円(昨年夏季実績845,328円:マイナス0.46%)という状況で、昨年夏季比プラス10%以上の伸びを見せた非鉄・金属(10.95%)、鉄鋼(12.49%)などの業種に牽引される形で製造業の増加幅が大きくなっています。今年の夏季賞与は全体として企業業績が回復する中で、大きなプラスという結果になりました。
参考リンク
日本経団連「2006年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(最終集計:7月20日)」
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/054.pdf
(大津章敬)
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