健康保険法改正その2「出産育児一時金および埋葬料の見直し」
本日も昨日に引き続き、健康保険法改正の第2回目をお送りしましょう。本日は、平成18年10月1日に実施となる2つの給付見直しについてご説明します。
出産育児一時金の見直し
被保険者および被保険者の家族が出産したときに支給される出産育児一時金の額が30万円から35万円へ引き上げられます。
埋葬料
被保険者および被保険者の家族が死亡したときに支給される埋葬料は、健康保険の被保険者の場合には標準報酬月額相当額(最低保証額10万円)が、家族の場合には10万円が支給されていましたが、この支給額が定額5万円となります。
この他にも傷病手当金・出産手当金の支給水準の引き上げも行われますが、実施時期が平成19年4月1日以降ですので、改めて別の機会にお話しさせて頂くこととします。
(宮武貴美)
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