確定拠出年金の加入者は2ヶ月で4万人増加

 先日、企業年金連合会より「平成18年9月1日現在の企業年金の現況」という資料が発表されました。これは厚生年金基金、確定給付企業年および確定拠出年金の導入状況がまとめられたものですが、今回はその中から最近積極的な導入が進められている確定拠出年金の状況について見てみることにしましょう。


 確定拠出年金(企業型)の規約数は平成18年7月31日現在で1,977件、加入者数は同6月30日の速報値で196.9万人となっています。2ヶ月前の同データは規約数が1,966件、加入者数が193万人でしたので、この2ヶ月で加入者は約4万人増加したという結果になっています。


 先日、人事制度のセミナー講師を務めた際、終了後、「今後の人材採用等を睨むと、確定拠出年金制度の導入を検討する必要があるのでしょうか?」という質問を受けましたが、今後、より多くの企業で確定拠出年金制度が導入され、また制度運用を通じて個人の資産残高が増加してくると、同制度の有無が採用時の選択要素の1つになる時期が訪れるのかも知れません。


 なお、参考までに本調査における関連データを記載しておきましょう。
厚生年金基金数
□基金数:672
□解散基金:総数443(平成18年4月~8月は5)
確定給付企業年金
□総数:1,670(基金型603 規約型1,067)



参考リンク
企業年金連合会より「平成18年9月1日現在の企業年金の現況」
http://www.pfa.or.jp/top/toukei/pdf/genkyo.pdf


(大津章敬)


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