2006年年末賞与 大手企業の平均は2.75%プラスの878,071円
先日、日本経団連より「2006年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況[第1回集計]」という調査結果が発表されました。今回の調査対象は東証一部上場、従業員500人以上を原則とする主要22業種・大手288社、このうち妥結が出ている19業種208社より、平均金額不明などの79社を集計より除外した結果。
これによれば、今年の大手企業の年末賞与は、総平均で878,071円(前年同期比プラス2.75%)と相変わらずの増加傾向が続いています。これを業種別に見ると、製造業平均が893,094円(前年同期比プラス3.16%)、非製造業平均が821,911円(前年同期比プラス0.67%)となっており、製造業が全体を牽引する様子が伺えます。今回の集計はまだ一次集計ではありますが、鉄鋼(前年同期比プラス12.42%)、機械金属(前年同期比プラス11.64%)、非鉄・金属(前年同期比プラス10.64%)など、金属系の企業での増加幅が拡大しています。
参考リンク
日本経団連「2006年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況[第1回集計]」
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/074.pdf
(大津章敬)
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