【実務家のための労務実務書紹介】中央経済社「新しい労使関係のための労働時間・休日・休暇の法律実務」

 本日は【実務家のための労務実務書紹介】として、中央経済社の「新しい労使関係のための 労働時間・休日・休暇の法律実務」を取り上げてみましょう。


 労務管理をされている方にとっては労働時間は非常に身近な問題です。しかし、法律では当然のことながら実態に則した細かな記載まではされておらず、通達や判例から判断し、運用を定めているのが実態でしょう。今回紹介する実務書は、(若干価格が高いのが難点ではありますが)労働時間に関連した疑義が出た際にその該当ページを調べることで、多くの疑義を解消できる労働時間制度に関する最重要書籍の一冊ではないでしょうか。


【お薦めのポイント】
細かな点までカバーされている
 約1,000ページにわたり、労働時間・休日・休暇について取り上げられています。「労働時間についてこれほどまでに詳しい書籍はない」と言っても過言ではない内容でしょう。
実務に則している
 著者の安西弁護士は、労働基準監督官だった方であり、書籍の内容は実務に則しています。法令や行政解のみならず、判例も取り上げられており、個別の労働時間管理に役立つでしょう。
9月に改定になったばかり
 ちょうど2006年9月に最新の全訂六版版が発行されました。いまが購入には最適のタイミングでしょう。


【書籍の詳細情報】
出版社:中央経済社
書籍名:新しい労使関係のための 労働時間・休日・休暇の法律実務
著 者:安西 愈
定 価:4,200円  本体4,000円+税
購入は以下より:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4502599107/roumucom-22


(宮武貴美)


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