東証第1部上場企業クラスの2007年賃上げ見通しは6,225円・1.9%

 先日、財団法人労務行政研究所より「2007年賃上げの見通し-労使、学識者352人アンケート調査」という資料が発表されました。この調査は東証第1 部上場企業の労組委員長等労働側と人事・労務担当部長など経営側、そして学識経験者の合計4,000人弱に対して行われたもの。


 これによれば、東証第1 部上場企業クラスの2007年の賃上げ額・率の一般的な水準は定期昇給込みで、6,225円・1.9%という見通しが示されました。なお、昨年(2006年)の厚生労働省・主要企業における賃上げ実績は5,661円・1.79%でしたので、今回の見通しは若干これを上回るものとなっています。


 またベアの実施については、労働側ではやはり「実施すべき」が63.7%となり、「実施すべきではない」の23.0%を大きく上回っています。これに対して、経営側では48.4%が「実施しない予定」としています。しかし、昨年5.1%しかなかった「実施する予定」という回答が、今回は19.8%にまで急増しており、昨年以上にベアが復活する企業が多く見られることが予想されます。



参考リンク
財団法人労務行政研究所「2007年賃上げの見通し-労使、学識者352人アンケート調査」
http://www.rosei.or.jp/press/pdf/200701.pdf


(大津章敬)


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