4月から3歳未満の児童の児童手当がすべて10,000円に

4月から第1子・第2子の児童手当も10,000円に拡充されました 近年、政策の重点課題のひとつとして少子化対策が掲げられています。児童手当についても、この対策のひとつとして度重なる改正が行われてきましたが、平成19年4月にも手当の拡充という改正が行われています。


 具体的には、0歳以上3歳未満の児童の養育者に対する児童手当が変更になっています。これまで第1子、第2子に支給されていた月額5,000円の手当が倍増の月額10,000円となりました。なお、第3子以降は10,000円でこれまでと同様変更はありません。また3歳以上については第1子および第2子は5,000円、第3子以降は10,000円と変更なしです。現在、参議院で審議中の雇用保険法改正案にも育児休業に対する給付の増額が盛り込まれています。今後も少子化対策に対する改正には着目し、当ブログでも紹介していく予定です。



参考リンク
厚生労働省「3歳未満の児童手当が一律月額1万円になりました!」
http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/04/tp0402-1.html
厚生労働省「児童手当制度の概要〔平成19年4月1日~〕」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/jidou-teate.html
厚生労働省「平成18年4月1日から児童手当制度が拡充されます」
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/03/tp0331-7.html


(宮武貴美)


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