平成19年の賃上げ実績は4年連続プラスの4,378円

平成19年の賃上げ実績は4年連続プラスの4,378円 先日、厚生労働省より「平成19年賃金引上げ等の実態に関する調査結果の概況」が発表されました。


 これによれば、平成19年中における賃金の改定状況は、常用労働者数による加重平均で見ると、1人当たり平均賃金の改定額は、4,378円(前年 4,341円)、改定率の平均は 1.7%(同 1.6%)となりました。これを過去からの流れで見ると、左グラフ(画像はクリックして拡大)にあるように平成2年の14,199円を頂点に、その後ほぼ毎年水準は下がり続け、平成15年には3,064円という最低の昇給水準を記録。この金額を底に反転し、その後は4年連続のプラスとなり、今年の4,378円まで水準は回復しています。来春の賃上げは日本経団連も柔軟な姿勢を示しており、また比較的業績が堅調な企業も多いことから、更なるプラスが予想されます。


 なおこの調査は昇給額だけではなく、定期昇給・ベースアップの実施状況や賃金カット等の実施状況 、人件費負担の対策など、非常に幅広い調査項目が設定されていますので、関心のある方は実際のデータをご覧下さい。



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2007年7月21日「2007年中小企業賃上げ最終集計 結果は4,149円(1.64%)~日本経団連最終集計」
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2007年6月7日「日本経団連による2007年賃上げ最終集計 結果は6,202円(1.90%)」
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2007年4月1日「中小企業の2007年賃上げ 連合二次集計では4,755円(1.87%)」
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2007年3月30日「東京都内労働組合 今年の昇給一次集計結果と過去10年間の推移」
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参考リンク
厚生労働省「平成19年賃金引上げ等の実態に関する調査結果の概況」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/jittai/07/index.html


(大津章敬)


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