日本経団連の2010年大手企業賃上げ調査 最終集計結果は5,886円(1.86%)
2010年5月2日のブログ記事「日本経団連の2010年大手企業賃上げ調査 第二次集計結果は5,838円(1.81%)」でお伝えした日本経団連の大手賃上げの最終集計が先日公表されました。
この調査は、原則として東証一部上場、従業員500人以上の主要21業種大手251社を対象に行われたもの。この最終集計では回答が出ている企業のうち、平均金額が明らかになっている113社の集計結果となっていますが、これによれば今春の大手企業の昇給平均は総平均で5,886円(アップ率1.86%)という結果になりました。昨年の実績は5,758円(1.81%)でしたので、128円(+0.05%)のプラスとなっています。なお業種別で見ると製造業平均は5,840円(1.86%)、非製造業平均は6,167円(1.85%)という結果になっています。いずれも昨年と比較すると微増という結果になっており、大企業においては企業業績の底を脱しつつあるという実感が春闘にも表れているように思われます。
関連blog記事
2010年5月27日「日経連調査の中小企業賃上げの平均金額は3,808円(1.50%)」
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2010年5月13日「中小企業の賃上げ 連合第4回集計では3,841円(1.52%)」
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2010年5月4日「今春の新卒初任給は96.6%の企業で前年据え置き」
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2010年5月2日「日本経団連の2010年大手企業賃上げ調査 第二次集計結果は5,838円(1.81%)」
https://roumu.com
/archives/51731580.html
参考リンク
日本経団連「2010年春季労使交渉・大手企業業種別回答一覧(最終集計:2010年6月10日)」
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2010/052.pdf
(大津章敬)
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