7月1日施行!中国社会保険法の影響をまとめた無料レポートの申込み受付中
中国第十一届全国人民代表大会常務委員会第十七次会議において、中国では社会保険制度に着目した初の包括的な法律である「中華人民共和国社会保険法」が2011 年7月1日より正式に施行されました。その第97条で、「外国人が中国国内で就業している場合、本法規定を参照して社会保険に参加する」とあります。この法案の背景は、「中国経済の発展及び社会的開放に伴い外国人が中国にて就職する機会が増加している中、優秀な海外の人材の確保及び福利厚生において企業内での公平且つ平等を図るべきと判断し、これまでの中国人社会保険加入義務化に引続き加入対象者を外国人にまで拡大する」とされています。この条文の表現から、「外国人も社会保険に強制的に加入しなければならない」のか或いは、「外国人は社会保険に加入しなくてもよい」のかと見解が分かれています。
二国間での「二重加入の防止」「年金加入期間の通算」を明記した社会保障協定は、日中二国間では未だ未締結の状況です。社会保障協定が未締結の状態で、2011年7 月1日以降、外国人の社会保険加入が強制となった場合、中国で就労する日本人に対して社会保険加入が発生します。本人負担が発生し、手取り減少要因ともなる為、社会保険加入についてどのように対応するのか本社判断が必要となります。
今回の中国社会保険法の施行は中国に進出する企業にとって非常に大きな問題となっており、現在は情報が錯綜している状態にあります。現実的には未だ強制加入が必要か否かについては不確定な状態ですが、もし強制加入が必要となった場合には、本社サイドにも判断が求められるため、名南経営では本社判断の参考資料として「中国・外国人にも社会保険加入義務化?とその影響」という11ページのレポートをまとめました。
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