中国進出企業の労務管理・社会保険セミナー 名古屋で10月、11月連続開催
「世界の工場」から「世界の市場」と変革を遂げている中国も、最近では景気が減速をしている印象を受けますが、依然として中国進出を目指す企業は後を絶ちません。既に日本からは数千社以上が進出をしており、上海の日本人居住者は5万人を超えているといわれています。ところが、最近は労働契約法の施行や賃上げを目的とするストライキの多発等、現地における労務管理がますます複雑化してきています。更には現地の日本人駐在員に対して中国社会保険法を適用させる動きが出てきていることから、日本の本社においても管理を現地法人に任せることなく徹底した管理が必要となっています。
そこで、今回、こうした諸問題に対応するために、東海日中貿易センターおよび海外経営研究会(主催:株式会社名南経営)が共同で、中国の最新労務管理情報や対策等について2回コースでセミナーを開催させて頂くことになりました。是非、ご参加下さい。
■第1回(中国社会保険法)
「中国社会保険法」の駐在員適用と企業の対策
日時:平成23年10月6日(木)13:30~16:30
場所:ウィンクあいち 1202研修室(名古屋駅)
□中国社会保険の外国人適用はどうなるのか?
□中国社会政策の方向性と中国社会保険の仕組み
□外国人の中国社会保険適用に関する二国間協定
□外国人の中国社会保険加入に伴う様々な問題点 など
■第2回(労務管理)
中国労働関連法の最新政策と労務管理のポイント
日時:平成23年11月7日(月)13:30~16:30
場所:名古屋商工会議所 3階第5会議室(伏見)
□現地の賃金引上げ状況と人材の確保・定着策
□現地法人における中国人気質を意識した労務管理
□新聞報道がされない日系企業の人事労務トラブルと対応策事例
□日本本社が押さえておくべき現地法人管理 など
[講師]
清原 学
株式会社名南経営 人事労務コンサルティング事業部
海外人事労務チーム シニアコンサルタント(中国担当)
(上海在住)
1961年兵庫県生。学習院大学経営学科卒。共同通信社、アメリカAT&Tにて勤務後、財団法人社会経済生産性本部にて組織人事コンサルティングに従事。大手エンジニアリング企業の取締役最高人事責任者(CHO)を歴任し、上海・大連・無錫・ホーチミン・香港の駐在を経て、2004年プレシード上海設立。中国進出日系企業約400社の組織構築、人事制度設計、労務アドバイザリー、人材育成に携わる。日本、中国にて講演多数。2011年からは株式会社名南経営にて日本国内での活動を行っている。
・独立行政法人 中小企業基盤整備機構 国際化支援アドバイザー
・ジェトロ上海センター 人事労務委託業務契約
・財団法人 社会経済生産性本部コンサルティング部 経営コンサルタント
・兵庫県中国ビジネスアドバイザー
・神戸学院大学 東アジア産業経済センター アドバイザー
[開催要領]
定 員:各80名
対 象:海外進出企業(予定含む)の経営者・役員・管理部長クラスの方
受講料:
○一般のお申込・・・各10,000円(消費税込)
○東海日中貿易センターご招待・・・無料(2名様まで *1)
○海外経営研究会会員・・・無料(2名様まで *1)
*1 各回2名様まで無料。3名様以上は各10,000円。
※このセミナーと同時に海外経営研究会に同時加入ができます(税理士等の専門家不可)。ただし、同時加入の場合は各5,000円(消費税込)の参加費用(2名様まで)が発生します。
[お問い合わせ]
本セミナーに関するお問い合わせは下記までお願いします。
株式会社名南経営 海外経営研究会 事務局
TEL:052-683-7538(担当:佐藤)
[お申込み]
本セミナーのお申込みは以下よりお願いします。
https://www.meinan.net/seminar/20111006rm.html
(大津章敬)
当社ホームページ「労務ドットコム」にもアクセスをお待ちしています。