新入社員の半数が「海外勤務のチャンスがあれば応じたい」

新入社員の半数が「海外勤務のチャンスがあれば応じたい」 近年、企業のグローバル化が進展する一方で、海外での勤務を希望しない若者が多くなっているという話をよく耳にします。この状況に関する調査として、先日「2012年度 新入社員 秋の意識調査」(公益財団法人日本生産性本部実施)が発表されましたので、本日はその結果を見ていくこととしましょう。

 この調査では新入社員に対し、いくつか質問を行っていますが、その一つに「海外勤務のチャンスがあれば応じたい」というものがあります。春の調査では、54.5%が「そう思う」と回答しましたが、秋の調査ではこの数は49.9%と全体の半分に減少しています。そして、そう思う」と回答した理由としては、「視野を広げたい」が45%、「国内では経験できない仕事に挑戦したい」が25%となっており、海外勤務に応じることで、国内では経験できないことを見ていることが想像できます。

 今後、中小企業でも海外勤務が増加していくことは確実です。その意味では早い段階から海外の業務の意識させる仕事のさせ方や語学も含めた教育を計画的に進めて行く必要があるでしょう。


参考リンク
公益財団法人日本生産性本部「2012年度 新入社員 秋の意識調査」
http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001363.html

(宮武貴美)

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