切れ味の良い説明で人気の野口大弁護士 LCG初登壇!4月10日に大阪でセミナー開催
社労士にとって裁判例や判例は実務に必須なのですが、ややもすればステレオタイプ(それが普遍的であろうと思い込んで間違っている場合)に陥りがちです。今回はその思考停止を解くヒントを与えてくれるセミナーを企画しました。講師は、その語り口と斬新な視点で、関西のみならず全国で大人気の野口大弁護士です。知的刺激に溢れた話が聴けると思います。皆さま、奮ってご参加ください。
最近の労働判例と実務への応用
~メンタルヘルス、雇止め、労働者性、整理解雇の最新労働判例を読み解く
講師:野口&パートナーズ法律事務所 代表 弁護士 野口大氏
判例の読み方
・マイナーな裁判所の特殊な判決はあまり重要でない
・判例は必ず具体的事実関係とともに理解する必要がある
(結論だけ覚えていても全く役に立たない)
・似たような事案でも、少し事実関係が異なるだけで(或いは証拠が少し弱いだけで)、判例の結論は180度変わる
・重要なのは書証であり、証人はあまり重視されない
・法律知識だけでは正確なアドバイスはできない
最近の代表的な労働判例を読み解く
(1)メンタルヘルス関係
・日本ヒューレット・パッカード事件
東京地裁平成22年6月11日、東京高裁平成23年1月26日、最高裁平成24年4月24日、東京地裁平成24年7月18日
・建設技術研究所事件 大阪地裁平成24年2月15日
・K社事件 東京地裁平成17年2月18日
・医療法人健進会事件 大阪地裁平成24年4月1日
・東芝事件 東京高裁平成23年2月23日
(2)雇止め関係
・本田技研工業事件 東京地裁平成24年2月17日
・近畿コカ・コーラボトリング事件 大阪地裁平成17年1月13日
・学校法人加茂暁星学園事件 東京高裁平成24年2月22日
・参考:ジョブアクセスほか事件 東京地裁平成22年5月28日、東京高裁平成22年12月15日
(3)労働者性関係
・アサヒ急配(運送委託契約解除)事件 大阪地裁平成18年10月12日判決
・ソクハイ事件 東京地裁平成22年4月28日
(4)整理解雇関係
・渡邉金属運輸事件 東京高裁平成22年5月21日
[開催概要]
日時:2013年4月10日(水)午後1時30分~午後4時30分
会場:エル・おおさか 709号室(天満橋)
受講料:
一般 15,750円
LCG特別会員 3,150円 正会員 6,300円 準会員 9,450円(税込)
[詳細および申込み]
以下よりお願いします。
http://www.lcgjapan.com/sr/seminar/1304noguchi.html
(大津章敬)
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