非正規従業員の雇用拡大と能力向上を支援する大型助成金「若者チャレンジ奨励金」
非正規従業員の雇用の拡大と能力向上は国の重要な労働政策の一つとなっていますが、この分野に関する大型助成金「若者チャレンジ奨励金(若年者人材育成・定着支援奨励金)」が創設されました。本日はこの助成金の概要について取り上げましょう。
[制度概要]
35歳未満の非正規雇用の若者を、自社の正社員として雇用することを前提に、自社内での実習(OJT)と座学(Off-JT)を組み合わせた訓練(若者チャレンジ訓練)を実施する事業主の方に奨励金が支給されます。
[支給内容]
訓練奨励金
訓練実施期間に訓練受講者1人1月当たり15万円
正社員雇用奨励金
訓練終了後、訓練受講者を正社員として雇用した場合に、1人当たり1年経過時に50万円、2年経過時に50万円(計100万円)
※正社員としての雇用経験などが少なく職業能力形成機会に恵まれない若者を、新たに有期契約労働者として雇い入れて訓練を実施する場合と、既に有期契約労働者等として雇用している若者に訓練を実施する場合に活用できます。
※1年度に計画することができる訓練の上限は、60人月となります。
詳細の内容は以下のリーフレットをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/51256436.html
参考リンク
厚生労働省「若者チャレンジ奨励金(若年者人材育成・定着支援奨励金)」
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/career_formation/challenge/
(大津章敬)
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